こんにちは。豊四季セラヴィ整骨院です。今回はトリガーポイントについてのお話です。
なぜトリガーポイントができる
トリガーポイントができる主な原因は複数ありますが、一般的な要因には以下のようなものがあります:
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- 筋肉の過緊張: 筋肉が長期間にわたって過度に収縮したり、緊張し続けることでトリガーポイントが発生することがあります。このような過緊張は、長時間同じ姿勢を保持したり、反復的な運動を行ったりすることによって引き起こされることがあります。
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- 姿勢の問題: 不適切な姿勢は特定の筋肉グループに過度の負荷をかけることがあり、それがトリガーポイントの形成につながることがあります。たとえば、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用による前かがみの姿勢は、首や肩の筋肉にトリガーポイントを発生させる可能性があります。
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- 運動不足または過剰な運動: 適切な運動を行わないことや、運動を過剰に行うこともトリガーポイントの発生に関連しています。筋肉が不活発になると血流が悪化し、酸素や栄養分の供給が減少し、トリガーポイントが発生するリスクが高まります。逆に、運動を過剰に行うと筋肉が過度に疲労し、トリガーポイントが形成される可能性があります。
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- 外傷や怪我: 筋肉の怪我や外傷もトリガーポイントの原因となります。怪我をした筋肉が回復する際に、周囲の筋肉が緊張しやすくなり、トリガーポイントが発生することがあります。
これらの要因が組み合わさることで、筋肉の不快な状態が継続し、トリガーポイントが形成される可能性が高まります。
トリガーポイントによって起こる症状は
トリガーポイント(trigger point)は、筋肉内の局所的な緊張や硬直が引き起こす特定の場所です。
これらのポイントは圧痛を引き起こし、筋肉やその周辺の組織に放散痛をもたらすことがあります。トリガーポイントによって引き起こされる症状は、次のようなものがあります:
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- 局所的な痛みや圧痛: トリガーポイントがある部位そのものが痛むことがあります。指で押すと痛みを感じる点が特徴です。
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- 放散痛: トリガーポイントがある筋肉やその周辺の組織に痛みが放射することがあります。例えば、頭痛、首の痛み、肩こり、腰痛などがこれに該当します。
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- 筋肉の硬直や制限された動き: トリガーポイントがある筋肉は硬直し、動かしにくくなることがあります。これにより、関節の可動域が制限されることがあります。
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- 筋力の低下: トリガーポイントが筋肉の正常な収縮を妨げるため、筋力の低下が起こることがあります。
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- 痺れやしびれ: トリガーポイントが神経を圧迫することで、その神経が支配する領域に痺れやしびれを引き起こすことがあります。
これらの症状は、トリガーポイントがどの部位にあるか、それがどの程度活動しているかによって異なります。また、個々の人によっても経験が異なることがあります。
トリガーポイントに筋膜ローラーは効果的か
トリガーポイントに筋膜ローラーを使用することは、一般的に効果的な治療法の1つと考えられていますが、効果は個人によって異なる場合があります。
筋膜ローラーは、筋膜リリースや筋肉の柔軟性を向上させるのに役立つことが知られています。
筋膜ローラーを使用することで、トリガーポイント周辺の筋肉や筋膜に対して圧力をかけ、筋肉の緊張を和らげ、循環を促進することができます。
特に、長時間同じ姿勢を保持している人や運動不足の人にとって、筋膜ローラーは筋肉の緊張を解消し、筋膜や筋肉の柔軟性を改善するのに役立ちます。
ただし、トリガーポイントを治療するためには、筋膜ローラーを適切に使うことが重要です。適切なテクニックと圧力を使って、トリガーポイントを慎重に処理することが必要です。
また、痛みや不快感がある場合は、専門家の指導のもとで筋膜ローラーを使用することをお勧めします。
さらに、トリガーポイントの深部にアクセスするためには、筋膜ローラーだけでなく、特定のポイントに焦点を当てたマッサージやストレッチなどの補助的な治療法も検討することが重要です。
総括すると、筋膜ローラーはトリガーポイントの管理や筋肉の柔軟性向上に役立つことがありますが、適切な使用方法と、必要に応じた他の治療法との組み合わせが重要です。
トリガーポイントや筋筋膜リリースでご相談の方は柏市 豊四季セラヴィ整骨院にお気軽にお問い合わせください!