こんにちは。豊四季セラヴィ整骨院です。
今回は疲れについてのお話です。
休むより動け! あなたを悩ます疲れの正体とは?
あなたの「疲れ」を取るための第一歩として、3つ質問をしたいと思います。 最初に2つの質問です。 日々の暮らしを思い出しながら、答えてみてください。
「あー、よく寝た」と、すっきり目覚める朝は年に何回くらいありますか?
「今日はばっちりやることをやったな」と寝床に入る日の割合はどれくらいですか?
「疲れ」をテーマにした本を手にとってくださっている時点で、あなたは「毎朝、すっきり目覚め、毎晩、充実感を覚えながら眠りに落ちる生活」から縁遠くなっているかもしれません。
そして、「朝、起きたら疲れている」「毎日、なんとなく疲れが取れない」「最近、理由はわからないけど、よく眠れない」といった悩みを抱えているのではないでしょうか。
でも、安心してください。 あなたが感じている「疲れ」は決して、特殊なものではありません。
目覚めるとともにやりたい遊びを始めて、夜、すとんと寝るまでエネルギーを発散し続けた子ども時代は別にして、私たちは誰もが「疲れ」と適度な距離を保ちながらつき合い続けて生きています。
「なんか最近、疲れるな」という実感はあって当たり前。ただし、その疲れが慢性的になり、医師の診断と通院が必要なレベルに達してしまうと、人生にさまざまな影響が出始めてしまいます。
できれば、そうなる前に「疲れ」を取ってしまいたい。 「あー、よく寝た」と、すっきり目覚める朝、「今日はばっちりやることをやったな」と寝床に入る日を増やしたい。
そんな思いを実現していくために大切なのは、「疲れ」の正体を掴み、正しいつき合い方を知ることです。
そこで3つ目の質問です。
あなたはいったい何に疲れていますか?
「良い疲れ」と 「悪い疲れ」がある
「はじめに」でも触れましたが、自分のこととはいえ、この質問に対して的確に答 えられる人はほとんどいません。
「疲れ」は感じている。でも、何が原因になっているのかは・・・・・・よくわからない。
なぜ、よくわからないかと言うと、仕事の忙しさ? 人間関係の複雑さ? 家族の介護 問題? 子育ての慌ただしさ? 休みの少なさ? 食生活? 運動不足? 季節の変化? など、思いつく要素があまりにもたくさんあるからです。
そして、実際に体のどこが疲れているのかが曖昧なことも、「疲れ」の正体をわかりにくくさせています。 例えばこんな状況はどうでしょうか。
しっかり眠ったはずなのに、目覚めても体が重い 1日の仕事が終わって家に帰ると、お風呂に入るのも億劫なくらいだるい
体の調子は悪くないけど、なんとなく気分が晴れない種類は違いますが、いずれも「疲れ」を感じさせます。
とはいえ、耐え難い強い痛みが あるわけでも、起き上がれないほどだるいわけでも、笑顔がまったく出ないほど気分が落ち込んでいるわけでもありません。
それでも感じている「疲れ」が、あなたの生活のブレーキになっていることはたしかで す。私はこうした「精神的な疲れ」を「悪い疲れ」と呼んでいます。
一方で、こんなシチュエーションでの「疲れ」はどうでしょう?
趣味のスポーツをした後の筋肉痛
職場の仲間と団結して、迫り来る納期を乗り越えた後の疲れ
休日に子どもたちと全力で遊び、その寝顔を見た後に感じる体の重さ
こうした「肉体的な疲れ」は「良い疲れ」であって、どこか清々しさがあります。
私には、マラソンを趣味にしている友人がいます。彼はフルマラソンを走った翌日、足を引きずるように歩きながらも笑顔を浮かべながら、次に出場するレースの話をしてくれます。
また、あなたも経験があると思いますが、きつい仕事を仲間と一緒に乗り越えた経験は、 後々みんなが集まったときに盛り上がる共通の話題となっていきます。
これは「疲れ」よりも大きな充足感、達成感が伴うからです。私も今よりも多忙な時期にほとんど休みなく働くこともありましたが、感じていたのは「疲れ」よりも充実感でした。
最後に疲れに対してのストレッチをご紹介します。
前屈した状態で身体を揺らすと全身の血行が良くなるので是非試してみてください。
参考文献:疲れたら動け!
著作:小林弘幸
当院では、マッサージだけではなく、インナーマッスルを鍛えるようなトレーニングもパーソナルで行なっているので疲れづらい身体を目指すことが出来ます!